生キャラメルの歴史

生キャラメルに相当するキャラメルそのものはヨーロッパのポーランドにおいて1921年から『クルフカ』の名称で製造販売されていました。

キャラメルの誕生については、十字軍が中東から持ち帰ったサトウキビが起源とされています。
キャラメルの製法はアラビアで生まれ、十字軍を通じてヨーロッパに広がったと考えられています。

キャラメルには「安心する存在」や「あなたと一緒にいると安心します」という意味が込められています。
存在感を残しながら溶ける食感や、口の中で濃厚な甘みと温かさを感じる事が出来るキャラメルの意味の由来です。

日本におけるキャラメルの販売は1899年（明治32年）にとある日本人のパティシエがアメリカからお菓子製造技術を持ち込み、販売がスタートしました。
『生キャラメル』と呼ばれるお菓子は開発されてからはまだ歴史が浅く、意外と日本で産まれたお菓子なのです。

キャラメル自体の作り方は一緒なのですが、生キャラメルにはキャラメルよりも生クリームの量が通常より多く配合されています。
生クリームの量が多い分粘度が低く、口溶けの良いとろりとした食感になるのです。

なんといっても口溶けの良さが特徴的です！
通常のキャラメルと違って、生キャラメルは非常に溶けやすく、保存方法も冷蔵での保存が一般的です。

冷蔵庫から取り出した生キャラメルをすぐに口の中に入れて、お口の中でじわ〜っと時間をかけてゆっくりととろける食感を楽しむのも良し。
冷蔵庫から取り出した生キャラメルを5分程度（気温や室温による）常温で溶かし、お口に入れた瞬間とろ〜っとキャラメルがとろける感覚を楽しむのも良し。

ご自身のお好みの生キャラメルの食べ頃を探してみてください。