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神戸といえば、異国情緒あふれる港町、山と海に囲まれた街並み、美食の数々──
その中でも忘れてはならないのが「スイーツ文化」です。
街を歩けば、老舗から新鋭まで数多くのパティスリーが軒を連ね、ショーケースには芸術品のような洋菓子が並んでいます。
中でも神戸スイーツを語る上で欠かせないのが「焼き菓子」。
保存性が高く、贈答にも向いている焼き菓子は、神戸の文化や歴史、そして“おもてなしの心”とも深く結びついています。
今回は、そんな神戸と焼き菓子の深い関係をひもときながら、名店の紹介や最新のトレンドまで幅広くご紹介していきます。
1868年、神戸港が開港すると、ヨーロッパやアメリカから多くの外国人がこの地に移り住みました。
彼らの生活とともに持ち込まれたのが、バターや小麦粉、チーズ、砂糖といった洋菓子の材料、そしてレシピでした。
居留地にはカフェやベーカリー、洋菓子店が立ち並び、パンと並んで焼き菓子が庶民の間にも広まっていきました。
焼き菓子の特徴は、砂糖やバターを贅沢に使いながらも、素朴でどこか懐かしい味わいにあります。
西洋菓子でありながら、日本人にも親しみやすい味として神戸で愛されてきました。
神戸は古くから貿易港として栄えてきたこともあり、ビジネスや社交の場が多い土地柄です。
そのため「贈答文化」が発展しやすい風土がありました。
焼き菓子は日持ちする上に見た目も華やかで、季節のご挨拶やお礼の品として重宝されてきたのです。
神戸は早くから西洋の食材が手に入る環境にありました。
バターや小麦粉といった焼き菓子の主材料は、その品質と豊富さで神戸のパティスリーのレベルを底上げしてきました。
神戸には、職人が技を競い合い、味と美しさを極める文化が根付いています。
焼き菓子は一見シンプルに見えて、実は非常に繊細な技術を要するジャンル。
その繊細さを極めるのが神戸の職人たちであり、結果的に焼き菓子がこの街の主役となったのです。
神戸の焼き菓子を語るうえで欠かせない、名店たちをご紹介しましょう。
1924年創業。
かつて外国人向けに焼きたてパンやクッキーを提供していた同店は、今や「神戸の焼き菓子文化の象徴」とも言われています。
代表作は「ミミ(パルミエ)」と「スティックパイ」。贈り物にも最適な、気品ある焼き菓子です。
1931年創業のモロゾフは、プリンの印象が強いかもしれませんが、実は焼き菓子の種類も豊富。
高品質な素材と洗練されたパッケージデザインで、贈答用としても重宝されます。
神戸を拠点に展開するパティスリー&カフェ。
モダンな焼き菓子が特徴で、女性客を中心に圧倒的な人気を誇ります。
神戸のパティシエたちは、伝統に甘んじることなく、常に新しい挑戦を続けています。
特に近年は、サステナブルや健康志向といった時代のニーズに応える焼き菓子が増えてきています。
Penheur(プノール:焼き菓子のカヌレを神戸でいち早く取り入れ人気
神戸には「引き菓子文化」が根強く存在します。
結婚式や内祝い、ちょっとしたお礼にも焼き菓子は重宝されます。
また、阪神間モダニズム文化の中で育まれた“気品ある贈り物文化”も、焼き菓子の需要を支えてきた要素のひとつです。
神戸の街歩きは、焼き菓子との相性が抜群です。
神戸観光の“食のおみやげ”として、今も昔も焼き菓子は不動の人気を誇ります。
神戸の焼き菓子は、単なるスイーツにとどまらず、「文化」であり「贈り物」であり、「神戸の美意識」の表れです。
伝統と革新が共存するこの街で生まれる焼き菓子たちは、職人の技術と想いが詰まった逸品ばかり。
旅行で訪れた方も、オンラインでお取り寄せする方も──
焼き菓子を通して、神戸の香りと味わいを感じてみてください。
自宅にいながら神戸の本格焼き菓子を楽しみたい方へ。
以下のオンラインショップで、職人が一つひとつ丁寧に作ったこだわりの焼き菓子をお取り寄せできます。
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