

季節限定バターサンド『瀬戸内レモン』販売開始
詳しく見る
「発酵」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
納豆や味噌、ヨーグルトといった“健康食品”が先に浮かぶ方も多いでしょう。
しかし実は、私たちが日常で楽しんでいるお菓子の世界にも、発酵の力が大きく関わっているのです。
パンやクロワッサンはもちろん、バターやチーズ、さらにはチョコレートにまで「発酵」の影が…。
本記事では、「お菓子×発酵」というちょっと専門的で、とても奥深いテーマを、わかりやすく解説します。
発酵とは、微生物(酵母・細菌・カビなど)が糖やタンパク質を分解・変換し、食品に新たな風味や性質をもたらす現象です。
同じく微生物が関わる「腐敗」との違いは、「人間にとって有益かどうか」。
発酵は、味・香り・栄養価を高め、保存性を高める“良い変化”をもたらします。
発酵タイプ | 微生物 | お菓子にどう関わる? |
---|---|---|
アルコール発酵 | 酵母菌 | パン、ブリオッシュなど膨らみと香りを演出 |
乳酸発酵 | 乳酸菌 | ヨーグルト、クリームチーズなど酸味とまろやかさ |
カカオ発酵 | 自然発酵 | チョコレートの原料となる風味豊かなカカオを作る |
酒粕発酵 | 酵母+乳酸菌 | 甘酒スイーツや酒粕ケーキなど |
ブリオッシュやパネトーネは、バターや卵、牛乳をたっぷり使ったリッチな生地の発酵菓子。
酵母の力で生地がふっくらと膨らみ、香りと食感の両方に奥行きが生まれます。
発酵時間が長くなるほど、より香ばしく、深い味わいに。
ドイツ発祥の伝統菓子シュトーレンは、イーストで発酵させた生地にナッツやドライフルーツを練り込み、長期間熟成させて楽しむお菓子。
生地に含まれる糖や脂肪分が、発酵中に酵母と化学変化を起こし、日を追うごとに味が深まるという特徴があります。
通常のバターとの違いは、乳酸菌による発酵を経ていること。
その結果、ナッツのような香ばしさや、ほのかな酸味、濃厚なコクが加わり、焼き菓子全体の味を格上げしてくれます。
フィナンシェやマドレーヌに使うと、「なにかが違う」と感じる上品な風味に。
フランスで愛される「クレーム・エペス(Crème épaisse)」は、発酵させた生クリーム。
チーズのようなコクとほのかな酸味があり、甘さを引き立てる大人向けスイーツによく使われます。
チョコレートの元となるカカオ豆は、自然発酵が風味を左右する重要工程です。
バナナの葉などに包んで発酵させることで、苦みが抑えられ、フルーティーで豊かなアロマが生まれます。
つまり、**チョコレートは“発酵食品”**なんです!
国 | お菓子名 | 発酵の種類 |
---|---|---|
フランス | クイニーアマン | 発酵バター+イースト |
イタリア | パネトーネ | イースト発酵 |
日本 | 酒まんじゅう | 酒粕発酵 |
ドイツ | シュトーレン | イースト+熟成 |
ロシア | クワスケーキ | 発酵飲料由来の菓子 |
世界中のスイーツ文化において、発酵は欠かせない存在であることが分かります。
材料に発酵バターを使用するだけで、香ばしさと芳醇な香りがプラスされます。
乳酸発酵のヨーグルトを使用して、酸味のある爽やかチーズケーキに。
酒粕や米麹甘酒を使えば、砂糖不使用でも自然な甘みが楽しめます。
「発酵素材の奥深さを感じたい」
「本格的な焼き菓子の香りを体験したい」
そんな方におすすめなのが、**神戸発の焼き菓子ブランド《プノール》**です。
プノール公式サイトはこちら
クリームチーズとカヌレの絶妙なバランスで仕上げたカヌレが絶品
お菓子の世界において、発酵は単なる“ふくらませる工程”ではありません。
**素材の味を引き出し、香りを重ね、余韻まで美味しさを残す“職人の魔法”**です。
次に焼き菓子やチョコレートを手に取るとき、「これはどんな発酵の工程を経て、ここにあるのだろう?」
そんなふうに思いを巡らせることで、あなたのスイーツ時間はもっと豊かになるはずです。
発酵のチカラを感じるプロの味を、おうちで楽しむなら
プノール公式サイトはこちら
購入したい商品をカートに入れます。
カート画面で商品と金額を確認します。
ご住所・連絡先・決済方法等を入力します。
ご注文内容を確認し、注文確定します。
ご注文の商品を発送します。
商品到着をお待ち下さい。