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意外とシンプルな材料だけで作ることが出来るカヌレ。
簡単そうには見えますが、生地の作り方や焼成時間が違うと、焼き上がりがかなり変わってしまう繊細なお菓子なんです。
ここでは、味が美味しいのはもちろんですが、見た目も美しいカヌレをお家で作るためのポイントをお教えします。
カヌレは生地を最低でも12時間、できれば24時間休ませるのが理想なのです。
冷蔵庫でしっかりと休ませることでグルテンを落ち着かせることが出来るのです。
カヌレ生地を混ぜ合わせる際は、生地の中に空気が入らない様に混ぜます。
ただし、混ぜすぎてしまうと必要以上にグルテンが出てしまい、焼成途中で生地が型から飛び出してしまう原因となるので、混ぜすぎにも注意しましょう。
カヌレは高温で長時間焼くのが一般的です。
焼成時の温度が低いと中に気泡が無く、詰まった断面になってしまいます。
また、家庭用オーブンではしっかりと予熱していても設定した温度より10℃~20℃低い事がよくあります。
オーブン温度計などを使い正しい温度になっているのかを計りながら焼成する事をおすすめします。
牛乳ではなく、生クリームを使用することで味にコクが生まれます。
また生クリームは動物性脂肪で、油脂の一種です。
焼成時に生地が膨らむ原因となるグルテンは、油脂と合わさると形成されにくくなるのです。
なので生クリームを使用すると生地が膨らみ過ぎるのを抑える事が出来るのです。
カヌレは薄力粉だけで作ることはできます。
ですが、薄力粉と強力粉を上手く配合することによってカヌレ独特のカリっともちっと感を出す事が出来るのです。
『強力粉』を入れると、「中はもちっとした弾力」「外はカリっとした歯ごたえ」を表現することが出来ます。
薄力粉だけで作ったカヌレはのっぺりとしたスポンジの様な生地になり、カヌレならではのカリカリ感・もちもち感が無いカヌレになってしまいます。
なので『強力粉』はカヌレにとって重要な材料だと言えるでしょう。
蜜蝋を使うメリットとしては、焼き上がり後の型外れが綺麗で、カヌレ独特のカリっとした食感が生まれます。
もし本場フランスのカヌレを再現したいなら蜜蠟をきちんと使用して作るのが良いでしょう。
ですが、お家で気軽にカヌレを作るだけなら基本的にはバターを代わりに使用する事で問題ありません。
ただしバターを塗る際、塗りムラがあると焼き色に影響したり型から外れにくくなったりと別の問題が発生するので、たっぷりのバターを型全体に塗る事が重要となってきます。
カヌレとは、味はもちろんですが特にカヌレ独特の食感が重要となるお菓子だと思います。
カヌレを作るにあたって、生地の混ぜ方、生地を寝かす時間、使用する材料、焼き温度など、様々なところに気を付けなければならない繊細なお菓子です。
なので今回お伝えした『失敗しない為のポイント』をしっかりと頭に入れておくと、これからのカヌレ作りがより楽しいものになるのではないでしょうか。