

サクサクッとしたクッキーに、バタークリームとレーズンを挟んだお菓子です。
1977年に北海道で誕生して以来、全国の洋菓子店や和菓子店によって独自のアレンジが加えられ、今や日本各地の“定番菓子”として愛されています。
本記事では、そんなバターサンドの歴史や魅力を振り返りながら、最後に神戸「Penheur(プノール)」のバターサンドが生み出す“新しい味わい”もご紹介します。
元祖バターサンドは、ホワイトチョコレート+バター+ラムレーズンという濃厚なクリームを、サクッとしたクッキー生地で挟むスタイル。
発売当初から地元・北海道で大人気となり、やがて“北海道土産の定番”として全国的な知名度を獲得しました。
ホワイトチョコレートとバターのコク、さらにレーズンの甘酸っぱさが合わさることで、まろやかで贅沢な味わいが生まれます。
長期保存もしやすく、個包装なので配り菓子としても優秀。こうして「バターサンド=北海道名物」という印象が日本中に広まりました。
北海道発祥のバターサンドの大ヒットを機に、全国の洋菓子店や和菓子店が似たスタイルの「バターサンド」を開発し始めました。
和菓子店が作る「餡バターサンド」や、チーズを合わせた「チーズバターサンド」など、各地の食文化・素材を取り入れた独自のアレンジが次々と登場。
一言で“バターサンド”といっても、地域やお店によって味わいが大きく異なっているのが面白いところです。
全国には多くの洋菓子店があり、その競争の中で“進化系バターサンド”が次々に誕生。
レーズン以外に、ドライフルーツやチョコ、ナッツなどを組み合わせた商品も多く、定番のレーズンサンドとは一味違ったバリエーションが楽しめるようになりました。
バターサンドで特に“おいしさの要”となるのが、バターの品質。
発酵バターをたっぷり使ったクリームは風味豊かで、そこにラムレーズンやドライフルーツが加わることで、さらに深いコクが生まれます。
また、クッキー生地のサクサク感との対比も良く、一口かじるたびに広がるまろやかさがリピートを呼ぶ理由です。
バターサンドは、日持ちの良さが大きな特徴。
生クリームを使った生ケーキなどに比べて賞味期限が長めで、個包装で配りやすいので、手土産・お中元・お歳暮などに重宝されます。
そのため、北海道や東京、神戸など観光地のお土産としてだけでなく、帰省時の定番ギフトとして「無難に喜ばれる一品」として根強い人気を誇ります。
バターサンド業界は、実は今も進化の真っ最中。
ラムレーズン一辺倒だった時代から、ピスタチオ・ラズベリー・餡バター・スイートポテトなど、バリエーションがどんどん広がっています。
厚めに絞ったバタークリームが“萌え断”を生み出し、SNS映えするルックスで若い世代の支持も集めています。
私たち「Penheur(プノール)」も、そんなバターサンドの伝統を受け継ぎつつ、自社ならではのこだわりを詰め込み、新しい味わいを提案しています。
プノールのバターサンドは、生キャラメルを合わせているのが大きな特徴です。
通常の“ラムレーズン+バター”の組み合わせとは異なり、口どけのいい滑らかな特製生キャラメルがバタークリームに溶け合うことで、とろけるようなコクとほろ甘さを実現。
卵黄をしっかり泡立てて作る特製バタークリームとの相性は抜群です。
定番のラムレーズンはもちろん、ラズベリーやピスタチオなど、さまざまなフレーバーをラインナップ。
(季節限定商品や新作が登場する場合もあるので、要チェックです!)
ひとつひとつ個包装されたバターサンドは、冷蔵でも日持ちが良く、贈り物にもぴったり。
プノールでは、スタイリッシュなギフトボックスに詰め合わせられるセットも展開中。
箱を開けた瞬間にふわっと広がるバターやキャラメルの香りは、贈られた側の心を掴むこと間違いなしです。
プレゼントでも人気の『至高のバターサンド』はこちら
バターサンドは、1977年に北海道で誕生した「バターサンド」をきっかけに、日本各地でアレンジが広がった長く愛される定番菓子です。
こうした魅力のおかげで、どの地域の方にも喜んでもらえる“万能スイーツ”とも言えます。
そして神戸北野の「Penheur(プノール)」でも、生キャラメルとバタークリームの融合という新たな挑戦で、バターサンドの可能性をさらに広げています。
「バターサンドって一度は食べたことがあるけど、詳しい歴史は知らなかった」「レーズン入りのイメージが強いけれど、実はこんなに多彩だったの?」という方も、ぜひ色々なバターサンドを食べ比べて、その魅力を再発見してみてください。